「しばきあげるぞ」など繰り返し暴言 消防署員がロッカーに火をつけた問題は上司のパワハラが一因か
2021年、大阪府枚方市の消防署員が署内のロッカーに火をつけ、懲戒免職となった問題で、放火は上司からのパワハラが一因だったことが分かりました。
2021年5月、枚方市の枚方東消防署で男性署員(29)が更衣室のロッカーに火をつけ、懲戒免職となりました。
その後、枚方寝屋川消防組合が調査したところ、男性は「パワハラを表面化するために放火した」と話し、約2か月間にわたって、当時上司だった31歳の男性消防士長から「しばきあげるぞ」などと繰り返し暴言を吐かれていたことがわかりました。
消防組合は、この消防士長を1か月の減給処分とし、「組織の体質改善に努め、市民の皆様からの信頼回復に全力で取り組んでまいります」としています。
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