熊本・益城町で川が氾濫 浸水のため一時孤立の住宅も【現地報告】｜TBS NEWS DIG
熊本県の益城町から現在の状況をお伝えします。（午後3時55分ごろの放送より）
益城町を流れる木山川に来ています。この木山川は午前7時頃に氾濫しました。現在は晴れ間も出ていて、水位が下がり始めています。
この一帯は田んぼが広がっている場所ですが、道路との境目が分からないほど水に浸かってしまい、堤防の上には、人の大きさを超える木が流れついています。
私は午前10時半ごろからこの現場にきていますが、国道443号は一部冠水し、車やトラックが立ち往生している様子がみられました。
赤井地区では2世帯が浸水のため一時孤立していましたが、午後0時半ごろ、警察や消防がボートで救助したということです。
地元の住民によりますと、この木山川の堤防は熊本地震の被害を受け、『復旧工事』がおこなわれた場所だったということですが、今回の大雨ではその堤防を越えて川が氾濫したということです。
益城町では雨のピークは過ぎたとみられますが、上流にある天君ダムは今後も緊急放流の可能性があるということで、県は引き続き注意を呼びかけています。
熊本県内ではきょう2度、線状降水帯の発生情報が出されています。引き続き警戒が必要です。
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