独自入手家族人で外出する様子が防カメに歳男児が歩く姿も日後スーツケースを運び

独自入手家族人で外出する様子が防カメに歳男児が歩く姿も日後スーツケースを運び

【独自入手】家族6人で外出する様子が防カメに 6歳男児が歩く姿も 2日後、スーツケースを運び…

 神戸市西区で6歳の男の子が遺体で見つかり、母親らが祖母への傷害などの疑いで逮捕された事件で、男の子が死亡する前に、容疑者らとともに外出する様子が明らかになりました。新たな映像から見えてきたこととはー。

 これは読売テレビが独自に入手した防犯カメラの映像です。神戸市西区の草むらで遺体で発見された6歳の穂坂修(なお)くんと、その家族とみられる6人が、修くんが亡くなったとみられる日の2日前、自宅前を並んで歩く様子が映っています。

 その約1時間後―。大人たちが戻ってきました。子どもはすっかり日が暮れた道を大人たちから少し離れて歩いてきました。

 先週木曜日(22日)、修くんの母親の沙喜容疑者とその弟の大地容疑者らきょうだい4人は、修くんの祖母を監禁し、鉄パイプのようなもので複数回殴るなどしてケガをさせた疑いで逮捕されました。

 これは集合住宅の別の部屋の押し入れです。幅約70センチ、高さ180センチ、奥行きは100センチ。祖母は今年3月ごろから今月20日ごろまでの間、こうした狭い押し入れの中で、断続的に数十回にわたり監禁されたとみられています。

 今月17日、家族6人と自宅前を並んで歩いていたとみられる修くん。しかし、その2日後―。

 自宅の方から出てきた4人のきょうだいのうちの1人とみられる人物は銀色に見えるスーツケースを持ち上げ、重たそうにしている様子が映っていました。

 近くの草むらで銀色のスーツケースに入れられた状態で見つかった修くんの遺体には、背中に打撲による複数のアザがありました。司法解剖の結果、死因は外傷性ショックとみられています。

 逮捕されたきょうだい4人は修くんが亡くなった翌日以降、大阪や京都に出かけていたとみられています。

 修くんを巡っては今年4月に、保育園が修くんの体のアザに気づき区役所に連絡しましたが、市側が虐待情報の通告を受けてから48時間以内に原則目視で安否確認をするという取り決めを守っていなかったことが新たにわかりました。市は、対応が適切だったか、検証することにしています。

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