九州で線状降水帯発生の恐れも災害級の大雨警戒早めの判断を(2023年6月30日)

九州で線状降水帯発生の恐れも災害級の大雨警戒早めの判断を(2023年6月30日)

九州で“線状降水帯”発生の恐れも 災害級の大雨警戒「早めの判断を」(2023年6月30日)

 活発な梅雨前線の影響で九州など西日本では災害級の大雨の恐れが出ています。道路が冠水したり土砂が流れ込むなど、すでに被害が出始めています。高齢者などに避難が呼び掛けられている熊本県南阿蘇村から報告です。

 (佐々木快アナウンサー報告)
 今も激しい雨が降っていて、数分ほど外にいるだけで服の中まで雨水がしみこんでくるような状況です。

 後ろの階段では雨水がまるで滝のように流れてきているのが分かります。

 30日午後からずっと強い雨が降っているので、道路一帯が水たまりのようになっています。

 現在は800を超える世帯に避難指示が出ています。

 そして、町内では8カ所の避難所が開設されました。そのうちの1つが南阿蘇村白水体育館です。午後5時から町の職員が常駐し、避難者を受け入れる態勢をさらに強化していくということを話していました。

 避難所の開設は早い段階から町でやったということを話していました。その理由は、町内で土砂災害のリスクが高まっていることを受けて早めに開設をしたということです。

 確かに町内で取材をしていくと、道路がまるで川が流れていくように水が流れていったり、斜面が一部崩れているところもあり、すでに災害のリスクが高まっているところがあちらこちらで確認できました。

 町は、避難を考えている人は暗くならないうちに早めに避難を始めてほしいと話していました。
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