世界遺産熊野那智大社で紫陽花祭無病息災祈る花の美しさを歌に詠んだ豊栄の舞を奉納

世界遺産熊野那智大社で紫陽花祭無病息災祈る花の美しさを歌に詠んだ豊栄の舞を奉納

世界遺産・熊野那智大社で「紫陽花祭」無病息災祈る 花の美しさを歌に詠んだ「豊栄の舞」を奉納

 熊野三山の一つ、和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社では、無病息災などを祈る「紫陽花(あじさい)祭」が行われました。

 世界遺産の熊野那智大社で行われる「紫陽花祭」は、収穫物が多いこの時期に、自然の恵みに感謝し、無病息災を祈願する神事です。

 本殿にアジサイなどが供えられた後、宮司が祝詞を上げると、アジサイのかんざしをつけた巫女(みこ)が、小枝を手に持ち、花の美しさを歌に詠んだ「豊栄の舞」と呼ばれる神楽を奉納しました。

 熊野那智大社の境内や参道沿いには、十数種類、約2000株のアジサイが自生していて、今月末ごろまで楽しめるということです。

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