大雨被害地域　「台風3号」に警戒高まる【知っておきたい！】(2023年6月12日)

大雨被害地域　「台風3号」に警戒高まる【知っておきたい！】(2023年6月12日)

　激しく音を立てながら打ち付ける雨。

　鹿児島県では道路が冠水し、流れ出た土砂の撤去作業が行われていました。

　沖縄の南東を北上中の台風3号は、13日にかけて八丈島と父島の間を進んでいく予想です。

■大雨被害地域「台風3号も心配」

　12日も雨が予想される関東では…。11日も車にごみを乗せて、茨城県取手市の災害ごみ置き場に運んでいました。奥には、これまで運ばれてきた家具類も山のように積まれています。

　茨城県取手市では、先週の記録的な大雨の影響で、これまでに436件の床上浸水が確認されています。

　今月4日、浸水被害に遭った幼稚園は…。

　つつみ幼稚園　園長：「（Q.ここも濡れている？）子どもたちのげた箱だったんですが、これも下の方がつかって、もうぶよぶよになっちゃった」

　トイレや教室など園内の至る所が水浸しになりました。

　園長：「（Q.台風3号も心配？）そうなんですよね。とりあえず早く再開したい。それが一番ですかね。もうお手紙とか」

■40年住む家が浸水「住めそうもない」

　浸水した家も、まだ十分な生活ができる状態には戻っていません。

　80代：「ぐしゃぐしゃになっちゃって、荷物ずいぶん出したんですけどね。なかなか手が回らない。（水が）このくらいまで来たから、みんな剥がれちゃって。湿ってまだ本当には乾いていない。ここでは寝られないから2階行って」

　この家に40年住んでいるという男性。いまだ風呂場やトイレの電気はつかず、入浴の際は市内の施設を利用しています。

　80代：「これから梅雨時、それから夏の豪雨、秋になると秋雨、これから雨のシーズン。ここにはとても住めそうもない」

（「グッド！モーニング」2023年6月12日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>