附属池田小事件から22年 遺族や在校生らが黙とう「もう二度とこのような事件は起きてほしくない」
児童8人の命が奪われた大阪教育大学附属池田小学校の事件から8日で22年となり、学校で追悼式が行われました。
事件が起きた午前10時すぎ、亡くなった児童らの名前が刻まれた鐘の前で遺族や在校生らが黙とうをささげました。
22年前のきょう、宅間守元死刑囚が附属池田小学校に侵入し、刃物で児童8人を殺害。教員を含む15人に重軽傷を負わせました。
小学2年生だった本郷優希さんを亡くした母親の由美子さんが、今の心境を明かしました。
本郷由美子さん
「(娘を)失ったっていうことは変わらないじゃないですか。もう二度とこのような事件が起きて欲しくないと思って、伝え続けていきたい」
本郷さんは同じように苦しむ人たちの支援活動にも取り組んでいて、昨年、経験をつづった手記を出版しました。
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