梅雨の晴れ間で近畿各地は真夏日に迫る暑さに 大雨の影響残る和歌山県では復旧作業が続く

梅雨の晴れ間で近畿各地は真夏日に迫る暑さに 大雨の影響残る和歌山県では復旧作業が続く

梅雨の晴れ間で近畿各地は真夏日に迫る暑さに 大雨の影響残る和歌山県では復旧作業が続く

 5日は近畿各地で25℃以上の夏日となり、兵庫県豊岡市では18日ぶりに30℃を超える真夏日となりました。一方、先週の大雨の影響で、和歌山県では行方不明者の捜索や復旧作業が続いています。

 和歌山県・海南市にあるバイクと自転車の販売店。床が水につかり、徐々に水位が上がっていく様子が記録されていました。その間、わずか30分。

 記録的な大雨から4日目。浸水した店舗を訪ねると、この日も片づけ作業に追われていました。

 店舗の男性「まだまだ全然。まだ1割もいっていない」

 さらに、浸水した家財道具などを整理する住民の様子もみられました。

 海南市の住民「まだ住めるような状態ではないので。明日からどうしようかなというのを、実際のところを考えている」

 先週金曜日(2日)、和歌山県の一部地域で線状降水帯が発生し、田辺市の護摩壇山(ごまだんざん)では、24時間に414ミリを記録するなどした今回の記録的な大雨。

 成人の女性と70代の男性が流された真国川では、この日も警察と消防による捜索が続けられていますが、今も行方はわかっていません。

 影響は交通機関にも―。JR和歌山線は、橋本市にある高野口駅近くで線路の土台部分が崩れ、橋本駅と粉河駅の間で運転を取りやめています。

 今朝からバスによる代行輸送が始まり、通学の高校生など利用客が次々と電車からバスに乗り換えていきましたが―

 アナウンス「現在交通状況により大幅な到着の遅れが発生しています」

 利用客「30分かかるところが倍かかるので」「遅刻です」「めちゃくちゃ不便です」

 JR西日本は今週末ごろの復旧を目指しています。

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