支援者からは落胆の声…「大崎事件」4回目の再審請求 福岡高裁は再審開始認めず 一貫して無実訴え【中継】｜TBS NEWS DIG
44年前、鹿児島県大崎町で男性が遺体で見つかった「大崎事件」の再審請求で、福岡高裁・宮崎支部は裁判のやり直しを認めない決定を出しました。中継です。
不当決定と書かれた紙が掲げられた瞬間、支援者からは落胆の声が上がりました。
大崎事件は1979年、大崎町の牛小屋で男性が遺体で見つかったもので、殺人罪などで服役した原口アヤ子さんは一貫して無実を訴えています。95歳の原口さんは現在入院中です。
再審請求は4回目で鹿児島地裁は去年6月、再審を認めず、弁護団の即時抗告を受け高裁が審理していました。
福岡高裁・宮崎支部はきょう、弁護団が提出した「殺人ではなく事故死」とする新証拠について「有罪判決を覆すに足りる証拠ではない」として地裁決定を支持し、裁判のやり直しを認めない決定を出しました。弁護団は特別抗告する方針です。
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