近畿日本ツーリスト支店を警察が詐欺容疑で家宅捜索 全国の自治体に最大16億円を過大請求か

近畿日本ツーリスト支店を警察が詐欺容疑で家宅捜索 全国の自治体に最大16億円を過大請求か

近畿日本ツーリスト支店を警察が詐欺容疑で家宅捜索 全国の自治体に最大16億円を過大請求か

 大手旅行会社の「近畿日本ツーリスト」が、全国の自治体に人件費などを過大請求していた問題で、警察が家宅捜索に入りました。

 家宅捜索を受けたのは、近畿日本ツーリストの大阪や静岡にある支店です。

 近畿日本ツーリストは、ワクチン接種のコールセンター業務などで、全国86の自治体に最大約16億円を過大請求をしていた可能性があると明らかにしています。

 このうち、東大阪市から請け負った業務では、再委託先にオペレーターの人数を少なく発注していたのに、市には請け負った人数分の人件費を請求。さらに、支店長が再委託先に勤務記録の改ざんを依頼するなどして約2億9000万円を不正に得ていました。

 こうした状況から、警察は、1日、詐欺の疑いで支店などを家宅捜索し、押収した資料などから実態解明を進める方針です。

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