藤井六冠の勝負メシで「ホンマにまさかと」「やったーと」店主ら大喜び“将棋のまち”(2023年5月15日)
藤井聡太六冠が食べたのは「うどんギョーザ」!大阪府高槻市が目指す“将棋のまち”。
将棋の八大タイトルで最も歴史の古い「名人戦」。タイトル4連覇を目指す渡辺明名人(39)に、最年少での七冠を目指す藤井聡太六冠(20)が挑戦。藤井六冠が2連勝している七番勝負の第三局。熱い戦いが行われたのは大阪府高槻市の「高槻城公園芸術文化劇場」です。2日間に渡った戦い。1500人を超える人が対局を一目見ようと集まりました。
(親子)「親としては将棋をしてくれるのはゲームにはまるよりもちょっと嬉しいので」
(2人組)「渡辺さんに是非とも一矢報いていただいて」
対局の行方と共に毎回注目となるのが勝負メシ。藤井六冠が食べればその影響力は絶大です。今回、高槻市は勝負ランチとスイーツを12品ずつ準備しました。そんな中、藤井六冠が1日目の昼食に選んだのは大事な勝負で“眠くなりにくい”グーグー藤カレーの2種あいがけカレーです。
(グーグー藤カレー 藤田健人店長)
「びっくりですね本当に。ホンマにまさかという感じで。常連さんからもおめでとうというコメントいただいたりとか」
さらに注目を集めたのが2日目の昼食。注文したのは鶏天温玉ぶっかけうどんと高槻うどんギョーザです。うどんギョーザは、餃子の具材と細かく刻んだうどんを混ぜ合わせて包まずに焼く、高槻市のご当地グルメです。
(高槻うどんギョーザの会 栫廣美会長)
「やったーと思いましたよ。藤井さんの嫌いなキノコも入っているんです。しいたけも入っているし。でも細かく刻んだらOKってきのうテレビで言ってはりましたからね」
うどんギョーザを食べた藤井ファンの感想は?
(ファン)
「出来立て熱々なんですけど、餃子の皮がない分、すごく中の味がダイレクトにきて、おいしいです」
盛り上がりは高槻市内でも。商店街には渡辺名人と藤井六冠の名前が入ったのぼりが掲げられています。また「歓迎!名人戦」と表示したバスまで走らせる気合の入りようです。実は来年秋に大阪市福島区にある「関西将棋会館」が高槻市に移転することから、名実ともに“将棋のまち”となるべく、市をあげて力を入れているのです。
(高槻市民)
「いいことだと思います。いろんなスイーツとか食事も関連で出てくるだろうし。藤井君に会えるかなと笑」
注目の名人戦第三局は渡辺名人が制し、対戦成績を1勝2敗と巻き返しました。
(渡辺明名人)
「ここまで結果が出ていなかったので、とりあえず良かったかなというところですかね」
(藤井聡太六冠)
「どういう指し方が良いか考えてもわからなかったというところです」
藤井六冠は史上最年少七冠へ王手とはなりませんでしたが、高槻市は将棋のまちへ向けすでに王手をかけています。
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