【初公判】遠山被告「公庫では紹介者に応じた特別の対応」

【初公判】遠山被告「公庫では紹介者に応じた特別の対応」

貸金業法違反の罪に問われている元公明党・衆議院議員の遠山清彦被告の初公判が開かれ、遠山被告は起訴内容を認めました。

元公明党の衆議院議員で財務副大臣を務めていた遠山清彦被告は、日本政策金融公庫と借り手との融資契約をめぐり、無登録で融資の仲介業務を繰り返したとして貸金業法違反の罪に問われています。

14日の初公判で遠山被告は起訴内容を認め、「自身の行いはもとより、政治不信を招いたことを深く反省しています」と述べました。

一方、検察側は冒頭陳述で遠山被告が融資の希望者から謝礼の趣旨で現金を受け取り、「投資信託の購入費用や生活費などに充てていた」と指摘しました。

また、検察側は日本政策金融公庫の対応についても触れ、「公庫では、紹介者に応じた特別の対応をしていた」「紹介者が国会議員などの場合は、迅速かつ丁寧に融資の手続きを進めていた」と述べました。
（2022年2月14日放送より）

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