コロナ飲み薬・ゾコーバが大きく寄与 塩野義製薬の2022年度決算、売上高と最終利益が過去最高
塩野義製薬は、2022年度の決算で、売上高と最終利益が過去最高を更新したと発表しました。
塩野義製薬の2022年度の決算は、売上高が4267億円、最終的な利益は1850億円で、いずれも過去最高を更新しました。
政府が1000億円を買い上げた新型コロナの飲み薬・ゾコーバの売り上げが大きく寄与しましたが、公費負担がなくなる今年10月以降は、国内での売り上げは厳しくなるとみています。
塩野義製薬・手代木功社長
「なかなか自己負担として(ゾコーバの3割の自己負担額)1万5000円とかは厳しいと思う。下期に関しては、かなり使用は減るだろう」
ワクチンの承認は、今年秋ごろを目指したいとして、ゾコーバとあわせて今年度1050億円の売り上げを見込んでいます。
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