県と高体連に賠償責任を一部認める 8人死亡の那須・雪崩事故 宇都宮地裁｜TBS NEWS DIG
2017年、栃木県那須町で山岳部の高校生ら8人が訓練中に雪崩に巻き込まれて死亡し、遺族が県や引率の教員などに損害賠償を求めた裁判で、宇都宮地裁は県など対して賠償責任を一部認め、引率していた3人の教員については請求を棄却しました。
この裁判は2017年、那須町で県内の高校の山岳部が登山の訓練をしていたところ雪崩に巻き込まれて生徒ら8人が死亡した事故で、「雪崩の発生を予見できたにも関わらず、中止しなかった」などとして、生徒4人と教員1人の遺族が県などに対し、およそ3億8500万円の損害賠償を求めたものです。
宇都宮地裁は先ほど、県と高体連に対して賠償責任を一部認め、引率していた3人の教員については請求を棄却しました。
これまでの裁判で県などは賠償の責任を一部認める一方、引率していた教員3人は「雪崩は予見できなかった」などと主張していました。
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