大阪・守口市の緊縛強盗事件　新たに男を逮捕　貴金属の査定で得た情報を犯行グループに提供か

大阪・守口市の緊縛強盗事件　新たに男を逮捕　貴金属の査定で得た情報を犯行グループに提供か

　大阪府守口市の住宅で去年、高齢女性が縛られ、金庫などが奪われた事件で、新たに男が逮捕されました。男は、貴金属の買い取り査定の際に知った被害者の情報を犯行グループに提供したとみられています。

　強盗致傷などの疑いで逮捕されたのは、貴金属買取店を経営する永瀬哲太容疑者（２７）で、去年１０月、守口市の住宅で高齢女性を縛ってケガをさせ、現金３０００万円などが入った金庫２つと宝石などを奪った疑いです。

　事件を巡っては、これまでに指示役や実行役など８人が逮捕されていますが、永瀬容疑者は事件の半年前、女性の親族からの依頼を受け、貴金属の買い取り査定のために女性の自宅を訪問。この時に知った金庫の情報を犯行グループに提供したとみられています。

　調べに対し、「全く身に覚えがない」と容疑を否認していて、警察が慎重に捜査しています。