【プーチン大統領】「戦勝記念日」式典で演説 パレードに戦車はWW2時代の一両だけ…侵攻の影響色濃く
ロシアのプーチン大統領は9日、第二次世界大戦で旧ソ連が勝利したことを祝う「戦勝記念日」の式典で演説しました。モスクワから中継。
式典はモスクワの中心、赤の広場で日本時間の9日午後4時に始まり、つい先ほど終わりました。プーチン大統領はウクライナへの軍事侵攻について次のように述べました。
プーチン大統領「西側諸国の目的は、祖国を分裂し破壊することです。国際安全保障と国際法を完全につぶそうとしています」
プーチン大統領はまた「西側諸国の行為の結果としてウクライナが大惨事の危機にある」と述べました。改めてウクライナ侵攻を正当化し、戦闘継続のために国民の団結を訴えた形です。
パレードは軍の威光を内外にアピールする絶好の機会だったのですが、映像を確認したところ今回、参加した戦車は、第二次世界大戦時代の一両だけでした。去年パレードに参加した最新鋭の戦車などの姿はありませんでした。長引く戦闘で兵器を消耗している可能性もあり、ウクライナ侵攻の影響を色濃く落とした形になっています。
(2023年5月9日放送「news every.」より)
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