石川震度６強であべのハルカスのエレベーターなど一時停止、閉じ込められた人やケガ人はなし
石川県能登地方で発生した最大震度６強の地震の影響で、大阪の「あべのハルカス」でも安全確認のため、館内のエレベーターとエスカレーターが一時、全て停止しました。（取材・報告＝牧野天稀記者）
「あべのハルカス」の展望台行きのエレベーターは、午後４時半ごろ運転を再開しました。ただ一時は、エレベーターの再開を待つ人たちで大変混雑する様子もありました。あまりの列に登るのを諦める人もいて、ゴールデンウィークに観光に来たという家族連れからは「登れなくて残念だ」という声も聞かれました。
「あべのハルカス」では地震の揺れを確認すると、エレベーターが最寄りの階に停止するシステムを導入していて、今回も揺れを確認したタイミングで、ただちに館内の全てのエレベーターとエスカレーターを停止させて、安全確認を行ったということです。
現在、安全が確認できたものから順次、運転を再開していて、閉じ込められた人やケガをした人はいないということです。地震発生から３時間が経過していますが、大阪市内では今のところ大きな混乱はない模様です。
