大阪・此花区の建設現場でクレーン車が傾きアームが折れた事故 屋根に落下した約２トンの鉄骨を撤去
１日昼すぎ、大阪市此花区でクレーン車のアームが折れ、鉄骨が隣の屋根に上に落下した事故で、さきほど落下した鉄骨が取り除かれました。
現場は大阪市此花区梅香にある９階建てマンションの建設現場で午後１時半ごろ、「吊り荷が落下した」と１１０番通報がありました。警察によりますと、鉄骨を吊り上げていたクレーン車が傾き、アーム部分が折れたということです。
持ち上げていた鉄骨は隣の会社の屋根の上に落下し、その隣の住宅の屋根にも接触しました。鉄骨は２トンほどの重さがあるということです。
鉄骨が接触した家の住人「一階で食事していたら爆弾みたいな音がしたので、停電もしてしまったので、家を出て自分の家見たら鉄骨が落ちてきていたので、えらいこっちゃという感じです。（Ｑ家の中の状況は？）寝室の天井に穴が空いている感じです」
午後５時半前、隣の会社の屋根に落下した鉄骨は、別のクレーン車でゆっくりと持ち上げられ、取り除かれました。折れ曲がったクレーン車のアーム部分は約２０メートルあり、警察が詳しいいきさつを調べています。
