“史上最年少”26歳の高島・新芦屋市長 初登庁でも深々とお辞儀「こだわりたいのは教育」抱負語る

“史上最年少”26歳の高島・新芦屋市長 初登庁でも深々とお辞儀「こだわりたいのは教育」抱負語る

“史上最年少”26歳の高島・新芦屋市長 初登庁でも深々とお辞儀「こだわりたいのは教育」抱負語る

 史上最年少の26歳で当選した兵庫県芦屋市の高島市長が初めて市役所に登庁しました。

 佐藤翔平記者「26歳、史上最年少の市長が初めての登庁です。歴史的な瞬間です!」

 職員ら約300人に迎えられ、芦屋市役所に初めて登庁した高島崚輔新市長。深々と頭を下げるお辞儀は今日も健在です。

 高島新市長「世界で一住み続けたい、そんな芦屋を、市民の皆様と市役所職員の皆様、対話を通じて一緒に作り上げてまいります」

 「ずっと応援させていただいてて、元々、息子の先輩で憧れの方だったのが、こうやって大成されて、胸に迫るような気持ちで、つい…」

 (選挙事務所のアナウンス)「史上最年少市長の誕生です!」

 灘中学・高校・東京大学を経て、アメリカのハーバード大学を卒業という超高学歴の高島氏は、史上最年少26歳2か月で市長選挙に当選しました。選挙戦で最大限活用したのはSNSでした。

 動画(出陣式)「今から30年後、私56歳になります。まだまだたぶん現役でしょう。30年後の芦屋、今の予測では、なんと人口7万5000人を切るんです。高島崚輔、26歳、なんとしても止めなければならない」
 声援「その通り!」

 さらに、こんな動画も…
 動画「(Q:小さい頃はどんな子?)普通の子やったよ。本好きやったらしくて、よく読み聞かせしてもらってた。あと寝なかったらしい。だから寝るまで1日50冊くらい読んでもらってた。お母さんの負担デカ!ありがとうございます」

 こうしたSNS戦略と約4カ月間、毎朝駅前に立って挨拶し、一人一人に訴えかける草の根の選挙運動で、若い人たちからお年寄りまで幅広い市民から支持を集めたのです。

 4月28日、読売テレビの単独インタビューに応じた際には…。

 野村明大解説委員「4カメ体制で高島さんのどんな表情も逃さず、撮っちゃおうと…」
 高島新市長「困ったもんやなぁ…」

 野村明大解説委員「26歳で市長。市の幹部や職員も全員年上、どう思っていますか?」
 高島新市長「しっかりと対話を続けることに尽きるかなと思っていまして、職員の方は経験豊富な方がいるし、その分野の専門家はたくさんいらっしゃると思う。わからないことは聞いて、チームでやることなので。いいチームを作ってやっていきたい」

 そして今日、さっそく市長室で各部署の幹部らから現状や課題についてレクチャーを受け…。午後3時から市長として初めての記者会見に臨みました。

 記者「朝は何時くらいに起きた?」
 高島新市長「5時45分に目が覚めました」、
 記者「それはいつも通り?」
 高島新市長「早いです」
 記者(Q:お昼ご飯は食べられました?)
 高島新市長「食堂でかつ丼を食べました」

 高島新市長「私がこだわりたいのは教育です。一つ一つの授業・科目、その教科の学習がなんのためにあるか、自分の興味にどうつながるのか。それをきちんと伝えること、そこから学びへの意欲が湧いてくるのではないか。それをまずは公立の学校で実現したい」

 人口約9万3000人。少子高齢化が進むなど課題山積の芦屋市をどう改革していくのか?26歳の市長の手腕に注目が集まります。

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