大阪府が最後の新型コロナ対策本部会議 「5類」移行で 約5千床の病床を段階的に減らすことを決定

大阪府が最後の新型コロナ対策本部会議 「5類」移行で 約5千床の病床を段階的に減らすことを決定

大阪府が最後の新型コロナ対策本部会議 「5類」移行で 約5千床の病床を段階的に減らすことを決定

 新型コロナが5月8日に「5類」になるのを前に、大阪府は28日、最後の対策本部会議を開き、確保してきた病床を段階的に減らすことを決めました。

 吉村洋文知事「ウイルスがなくなるわけではなくて、リスクの高い方が多くいらっしゃるので、そういった方をいかにお守りするのか」

 88回目となった大阪府の新型コロナ対策本部会議では現在、約5000床確保している新型コロナ患者の病床を段階的に減らし、最終的にはすべての医療機関でコロナ患者を受け入れられるようにする方針を確認しました。感染防止対策など府民への要請はすべてなくなります。

 また、発熱した人や自宅療養者向けの電話相談の窓口を改め、新たに設ける「コロナ府民相談センター」で対応するほか、公費で負担していた診療費や検査費は自己負担となり、吉村知事は「法律に基づく呼びかけはなくなるが、引き続き、手洗いや消毒は続けてほしい」と話しました。

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