「最高裁で高裁の判決を翻したい」生活保護費の引き下げめぐる訴訟 受給者らが上告(2023年4月25日)

「最高裁で高裁の判決を翻したい」生活保護費の引き下げめぐる訴訟 受給者らが上告(2023年4月25日)

「最高裁で高裁の判決を翻したい」生活保護費の引き下げめぐる訴訟 受給者らが上告(2023年4月25日)

生活保護費の引き下げをめぐる訴訟で、受給者らを「逆転敗訴」とした大阪高裁の判決は不服だとして、受給者らが上告しました。

 訴えによりますと、厚生労働省が2013年から2年かけて生活保護費の基準額を引き下げたことに伴い、大阪府内の自治体は支給額を減らしました。府内に住む受給者らは減額処分の取り消しなどを求めて訴えを起こしましたが、今年4月14日に大阪高裁は1審判決を覆して受給者らの訴えを退けたため、25日、受給者らは高裁の判決を不服として最高裁に上告しました。

 (原告 小寺アイ子さん)
 「1つ1つ綿密に、みなさんの思いを、私の思いをぶつけていって、最高裁で今回の高裁の判決を翻していきたい」

 一連の裁判で最高裁に上告したのは全国で初めてです。

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