【那須雪崩事故】引率の教諭３人を在宅起訴 業務上過失致死傷の罪
栃木県那須町で高校生らが登山講習会中に雪崩に巻き込まれ、8人が死亡するなどした事故で、宇都宮地検は引率していた教諭3人を業務上過失致死傷の罪で在宅起訴しました。
この事故は2017年3月、那須町のスキー場近くで雪崩が起き、登山講習会に参加していた栃木県立大田原高校の生徒らが巻き込まれたものです。
宇都宮地検は10日、生徒7人と教諭のあわせて8人を死亡させ、5人にケガをさせたとして業務上過失致死傷の罪で、講習会の責任者の猪瀬修一教諭、菅又久雄教諭、渡辺浩典教諭の3人を在宅起訴しました。
宇都宮地検によりますと、3人は登山講習会の安全確保の義務があり、前日に大雪が降っていたことなどから雪崩の危険性を予見できたにもかかわらず、情報収集を怠り訓練を実施するなどして事故を引き起こしたということです。(2022年2月10日放送)
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