【住宅火災で5人の遺体】家族4人と連絡取れず 1人の遺体は家族以外か “放火殺人”の疑いも… 青森・六戸町
13日未明、青森・六戸町で住宅など3棟が全焼し、焼け跡から5人の遺体が見つかりました。出火した家には家族8人が住んでいて、このうち4人と連絡が取れておらず、遺体の1人は家族以外とみられています。警察は放火殺人の可能性もあるとみて捜査を開始しました。
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13日未明、8人が暮らしていた住宅が大きな炎に包まれました。
近所の住民
「花火のような音がしたからさ、ドーンドーンって。窓見たら真っ赤に燃えてて、あーこれはただ事じゃないと」
深夜、騒然とした住宅街。火事の様子をカメラが捉えていました。
撮影者
「(火柱は)7mから10mぐらいの勢い。バチバチと音をたてながら」
現場は青森・六戸町の住宅街です。母屋と小屋が立ち並ぶ大きな住宅は全て燃えてしまい、残ったのは柱だけでした。住宅や小屋など3棟が全焼し、火は隣の民家にも燃え移り、延焼しました。
警察によると、火事が起きたのは午前1時すぎでした。出火した家には一家、8人が住んでいました。十文字利美さん(68)と妻(67)、妻の母(88)、二女(39)と二女の夫(38)、そして、16歳、13歳、9歳の3人の孫です。このうち119番通報したのは13歳の孫でした。火災報知機の音などで火事に気づき、自分のスマートフォンで「家が燃えている」と119番通報したといいます。
当時、二女の夫は仕事で外出中で、家にいたのは7人でした。二女と孫3人は2階に、十文字さん夫妻と母は1階にいて、全員が寝ていたとみられています。避難火災発生後、十文字さんと孫2人は自力で避難しましたが、妻とその母、二女と9歳の孫とは連絡がとれなくなっているといいます。
焼け跡からは5人の遺体が見つかりました。ただ、このうち1人は、家族以外の遺体とみられていて、警察は放火殺人の可能性もあるとみて捜査を開始しました。
十文字一家と親交があったという人は…
一家を知る人
「家族はすごく仲いい」
――他の方から恨みは?
一家を知る人
「ないないない、皆無です」
一家を知る人
「人から恨みを買うとかないと思う。ショックですよ、ショック」
警察は遺体の身元の特定を進めるとともに、一家にトラブルがなかったかなどについて捜査しています。
(2023年4月13日放送「news every.」より)
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