原因は放火？　東横線の沿線火災　57歳女を逮捕(2023年4月11日)

原因は放火？　東横線の沿線火災　57歳女を逮捕(2023年4月11日)

　煙とともに運転席から激しく吹き出す炎。これは、火災発生直後とみられる映像です。傍らで呆然と立ち尽くしているのは車の持ち主でしょうか。
　　
　10日、横浜市にある東急東横線菊名駅の近くで発生した火災。線路沿いの駐車場に止められていた乗用車2台が燃え、東横線とみなとみらい線が一時運転を見合わせました。

■東横線沿線火災　57歳の女逮捕

　なぜ火災が起きたのか。浮かび上がってきた原因は「放火」です。警察は10日、自称・名古屋市に住む57歳無職の女を放火の疑いで逮捕。自分の乗用車の車内にライターで火を付けたとみられています。

　近所の人は火災発生直後、現場である光景を目撃していました。

　近所の人：「車の持ち主の女性だと思うが、消防車に乗せられていた。顔がススだらけで、髪の毛が焼けていた。もうボ～ッとしている、何も考えられないような状態。ちょっと目がうつろだった」

　警察は、現場にいた57歳の女を任意同行。10日の深夜に逮捕しました。調べに対して女は「自殺しようと思った」と容疑を認める一方で、筋の通らない話をしているため、警察は動機などを慎重に調べています。
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