親ロシア派武装勢力のトップ「バフムトの75%以上を制圧」(2023年4月11日)

親ロシア派武装勢力のトップ「バフムトの75%以上を制圧」(2023年4月11日)

親ロシア派武装勢力のトップ「バフムトの75%以上を制圧」(2023年4月11日)

 親ロシア派武装勢力のトップがウクライナ東部・ドネツク州の激戦地を訪問し、「ロシア軍がバフムトの75%以上を制圧した」と述べました。

 親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」のトップを名乗るデニス・プシーリン氏は10日、東部の要衝・バフムトを訪問し、市内の中心部にいるとする動画を自身のSNSに投稿しました。

 プシーリン氏はその後ロシアの国営テレビで、「バフムトではロシアの民間軍事会社ワグネルが前進し、市の75%以上がロシア軍の支配下にある」と主張しました。

 ただ、「バフムトの西部では激しい戦闘が続いており、陥落というには時期尚早だ」と述べています。

 一方、ウクライナ陸軍のシルスキー司令官は9日、バフムトの前線を視察し「ウクライナ軍はワグネルの兵士を疲弊させた。ロシア軍は特殊部隊や空挺(くうてい)部隊の投入を余儀なくされている」と明らかにしました。

 また、「ロシア軍は空爆や砲撃で建物を破壊しており、シリアで実施したような市街地を焦土化させる作戦に切り替えた」と述べました。

 そのうえで、「防衛は続いている。状況は困難だが制御されている」と強調しました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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