【独自】50台以上の携帯電話を押収 カンボジア拠点の日本人特殊詐欺グループ摘発｜TBS NEWS DIG
カンボジアを拠点とする日本人の特殊詐欺グループが摘発された事件で、滞在先のホテルから50台以上の携帯電話が見つかり、押収されていたことがJNNの取材で分かりました。
記者
「門が閉められ、中の様子は伺い知ることができません」
日本人19人は、首都プノンペンにある警察関連施設に収容されているとみられます。
その後の関係者への取材で、現地当局が1月に拠点のリゾートホテルを捜索した際、複数の部屋から50台以上の携帯電話が押収されていたことが新たに分かりました。
捜査関係者によりますと、複数の携帯電話やパソコンはすでに警視庁に引き渡されているということです。
ホテルを捜索した当局の幹部がJNNの取材に応じました。
カンボジア当局の幹部
「容疑者たちは私たちに協力的ではありませんでした。（ここで何をしているのかなど）何を聞いても何も答えてくれませんでした。旅行気分で来た人もいれば、ホテルで長居している人もいました。ホテル暮らしを満喫しているようでした」
警視庁は近く19人を日本に移送し逮捕する方針で、組織的で大規模な詐欺が行われていたとみて調べることにしています。
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