17歳少女が1本30万円の“シャンパン”注文も… “メンズコンカフェ”の経営者ら逮捕|TBS NEWS DIG
東京・新宿歌舞伎町の「メンズコンセプトカフェ」の経営者の男らが、少女らに1本30万円もするシャンパンを提供するなどしていたとして、警視庁に逮捕されました。
下を向き捜査員に連行される男。新宿・歌舞伎町のメンズコンセプトカフェ「NAカフェ」の経営者・畑中卓也容疑者(41)です。畑中容疑者と従業員の男(当時19)は、女子高校生ら2人を店に入れ、酒を提供した疑いが持たれています。
畑中容疑者
「未成年の客に酒を提供したり立ち入らせたりしたのであれば、私に経営者としての責任がある」
捜査関係者によると、「NAカフェ」では客の17歳の少女が1本30万円もするシャンパンを注文するなど、違法な行為が相次いでいたといいます。
元従業員の男性らが取材に応じ、店の実態を証言しました。
NAカフェの元従業員
「たまに中学生が(客で)来る時があった。(酒を)普通に飲ませていた。他のキャスト(従業員)や運営の人たちが面白半分で飲ませてみたいな感じ。1~2万円のボトルやテキーラとかショットがいっぱいある酒を(頼むよう)みんなで煽っていた」
なぜ少女らが店に出入りするのでしょうか?
「メンズコンセプトカフェ」では、少女らが好みの男性従業員を“推し”として応援するため、多額のカネを費やすといいます。その資金をつくるため、少女らが売春に走るなどの問題も起きています。
NAカフェ系列の元アイドル
「(少女を)お金を運んでくれる道具だと思っている感じの発言はみんなしていた」
こうした状況に警視庁は…
警視庁 捜査幹部
「未熟な少女に付け込み大金を奪い取るのは許せない。今後も摘発していく」
この業界に詳しい男性は、一部の過激な店では違法な接客が常態化していると指摘します。
コンカフェ業界に詳しい男性
「(少女は)自分だけのものにしたいという意識が強いので、そこを利用して、未成年の子に援助交際させるみたいな話はめちゃくちゃ聞く。そういう営業方法をしたら、援助交際とか“パパ活”するしかない」
この男性によると、少女が金を払えなくなると違法な風俗店を斡旋して金を稼がせるなど、「犯罪が犯罪を呼んでいる」と指摘します。
コンカフェ業界に詳しい男性
「女の子が援助交際して捕まっただの学校をクビになっただの親が怒鳴り込んできて揉めただの話を聞くが、それでも止めないというのは聞く」
警視庁によると、「NAカフェ」の売り上げは1か月で1000万円を超えていて、うち8割が未成年の少女を相手にした違法行為で稼いでいた可能性もあるとみて、実態解明を進めています。
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