保津川転覆事故 乗船上に献花台設置 川下りは4月末までは中止、再開の目処立たず
京都府亀岡市の保津川で2人が死亡した転覆事故で、船の船頭と半数の乗客の救命胴衣が膨らませる動作が必要な手動式だったことがわかりました。
3月28日に保津川で起きた転覆事故では、船頭の田中三郎さんと関雅有さんが亡くなりました。
関さんは救命胴衣を着用していましたが、手動で膨らませるタイプで、発見時は膨らんでいませんでした。
運航組合は、昨年に起きた知床観光船の沈没事故などを受けて、今年から救命胴衣を自動式に切り替えている最中でしたが、船頭と半数の乗客は手動式だったということです。
また、乗船場には31日、献花台が設置され、亡くなった船頭に花が手向けられました。
運航組合は4月末まで川下りを中止することを決めていて、再開の目処は立っていません。
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