【東芝の会社分割】3分割撤回し2分割案で発表
東芝は去年11月に発表した会社分割について、3分割案を撤回し2分割とすることを発表しました。3分割案にはいわゆる“もの言う株主”から反対の声があがっていて見直しを迫られたかたちです。
東芝・綱川智社長「3分割ではなく2分割のスキームが、株主をはじめとするステークホルダーにとりまして最適であると」
2分割案は東芝本体から半導体などのデバイス事業のみを切り離し上場させる案で、当初の3分割案で分離するとしていた発電や鉄道などのインフラ事業は東芝本体に残します。
見直しの理由として綱川社長は、分割に伴うコストを大幅に削減できるほか、注力事業を残すことで東芝本体の上場を維持しやすくなることなどをあげています。
また、空調、エレベーター、照明の子会社3社を2022年度中に売却する方針です。
一方、株主への還元は、11月の時点で「今後2年間で1000億円」としていたものを、3000億円に大きく引き上げました。
東芝は3月末までに臨時株主総会を開き、2分割案について株主の意見を聞く予定ですが、賛成を得られるかどうかは不透明です。
(2022年2月7日放送『ストレイトニュース 』より)
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