【「保津川下り」船が転覆】操船ミスか“空かじ”で制御不能に?

【「保津川下り」船が転覆】操船ミスか“空かじ”で制御不能に?

【「保津川下り」船が転覆】操船ミスか“空かじ”で制御不能に?

豊かな自然と、激流のスリルを味わえる京都の「保津川下り」。年間約30万人が訪れる観光名物で28日午前11時ごろ、船が転覆する事故がありました。

川に投げ出された乗客25人は全員無事でしたが、4人いた船頭のうち、51歳の田中三郎さんが死亡し、40歳男性の船頭の行方がわかっていません。

船が転覆したのは、大きくカーブした「大高瀬」という激流ポイントでした。事故現場の周囲は岩場に囲まれていて、白波が立つほど流れに勢いがあります。

運営会社は、方向を変えようと「かじ」を切ろうとした時に空振りするなどの、「空かじ」が起きたと説明しました。そのはずみで、船後方でかじを担当していた船頭が水に落ち、船が制御不能になった可能性があるといいます。

保津川遊船企業組合 豊田知八代表理事
「本来はあり得ない操船の形になっていると思う」
「空かじは(操作が)全くきかない。空振りしてはまってしまう」
(2023年3月28日放送「news zero」より)

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