タリウム『被告の叔母』からも…3年前から意識不明 被告が代わりに不動産会社社長に(2023年3月27日)

タリウム『被告の叔母』からも…3年前から意識不明 被告が代わりに不動産会社社長に(2023年3月27日)

タリウム『被告の叔母』からも…3年前から意識不明 被告が代わりに不動産会社社長に(2023年3月27日)

京都市の女子大学生にタリウムを摂取させ殺害したとして男が起訴された事件で、3年前から意識不明になっている男の叔母からもタリウムが検出されていたことがわかりました。

 京都市の不動産業・宮本一希被告(37)は、去年10月に知人で大学生の濱野日菜子さん(21)にタリウムを摂取させ殺害した罪で起訴されています。

 捜査関係者によりますと、宮本被告の叔母(60代)が3年前の7月に体調が急変して入院し、意識不明の状態が続いていて、回復の見込みはない状態だということです。今回の事件発覚後に、病院が保管していた叔母の血液などを調べたところ、タリウムが検出されたことがわかりました。叔母は急激に血圧が上がり脳に障害が起きていましたが、当時、原因は明らかになっていませんでした。

 また、叔母は京都市内の不動産会社の社長を務めていましたが、入院してから3か月後に社長が宮本被告に変更されたということです。

 警察はタリウムの入手ルートの特定を急ぐとともに、宮本被告と叔母の体調急変との関連を慎重に調べています。

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