【習近平主席】ロシア到着 会食しての“1対1”非公式会談を…
日本時間20日午後10時半ごろ、中国の習近平主席は、モスクワのロシア大統領府に入り、その後、プーチン大統領との対面を果たしました。
プーチン大統領
「この期間中、我々の関係に大きな進歩がありました」
習近平国家主席
「尊敬するプーチン大統領、親愛なる友。あなたの招きを受けて再びロシア訪問することができて、とてもうれしいです」
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日本時間午後6時半ごろ、ロシア国営放送は習主席のロシア到着を「両国のリーダーのつながりは、国同士が非常に親密であることをあらわしています。中露関係の進展は、全世界の発展に大きく貢献しています」と報じました。
習主席は、モスクワ郊外の空港でロシアのチェルニシェンコ副首相から「信頼できるパートナー」と歓迎を受けました。その後、移動中にも道路沿いの「歓迎します」と中国語で書かれた看板に出迎えられ、モスクワ市内のホテルへと向かいました。
約4年ぶり、かつ、ウクライナ侵攻後初となるロシア訪問で、どのような議論が交わされるのでしょうか。
この日は食事を取りながらの“1対1”の非公式会談を行い、21日には外相らを交えた首脳会談が予定されています。一連の会談の中で、ウクライナ和平案についても議論するものとみられます。
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両国は“密接な関係”とされます。私たちは、ロシアと国境を接する中国北部の街、満州里へ向かいました。
市内に入ると、ロシアの民芸品、巨大なマトリョーシカがお出迎え。さらに、道路沿いには、ロシアに輸出されるという大量の重機が並べられていました。軍事侵攻後の経済制裁で各国がロシアへの輸出を大幅に減少させる中、この場所を拠点に多くの中国製品がロシアへ送られているといいます。
街中の看板には、ロシア語も併記されていました。
ロシア雑貨店の店主
「私はロシア支持です。ずっと中国の親友ですから」
ロシア人
「中国との関係はどんどん良くなっています」
「とにかくプーチン大統領と習主席が会えば、きっと全てがうまくいきます」
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今回の首脳会談の大きな焦点は、ウクライナ情勢の進展です。
ロシア側は「複雑な外交儀礼を廃して交渉に取り組む」としています。また、習主席はロシア訪問後、ウクライナのゼレンスキー大統領とのオンライン会談の準備を進めているとの見方もあります。
(2023年3月20日放送「news zero」より）
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