「相手というよりも、自分たちの野球をすることを意識していきたい」近藤健介(2023年3月10日)
ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表「侍ジャパン」は9日、WBCの初戦で中国と対戦し、8－1で見事勝利を収めました。
この試合で2番ライトとしてスタメンで出場した近藤健介選手が試合後、報道陣の質問に答えました。
Q：試合後の心境は
近藤：苦しい展開でしたけど、初戦で緊張感もありましたけど、勝ててよかったかなと思います。
Q：きょうのヒットは、どのようなテーマだったか？また手ごたえは
近藤：やっぱり勝ち切ること、そこだけだと思うので、いかに貢献できるかだけを意識してやっていました。
Q：2番打者という立ち位置についてどう考えているか
近藤：つなぐことを大前提として、その2人（1番のラーズ・ヌートバー選手と3番の大谷翔平選手）以外にも強打者控えてますし、打線が円滑に回るようにとは考えてます。
Q：2番打者への慣れや手ごたえは
近藤：国際大会なので慣れとかはないと思いますけど、一打席一打席勝負だと思って打席には立ってます。
Q：チームの状態はどうか
近藤：初戦、しっかりとした形で勝ち切れましたし、そういう（ヒットが出ていなかった）選手にもヒットが出て、（大谷）翔平も投げて打って、良い投球で、打点もあげてくれましたんで、チームとしては一番良い形であしたにつながると思います。
Q：初戦の先発が大谷選手で、チームに勢いがついた感じはするか
近藤：ファンの皆さんもそうだと思いますし、僕たちも（勢いに）乗せてもらってやっているので、おんぶにだっこじゃないように、あしたも頑張りたいと思います。
Q：WBC本戦は雰囲気の違いがあるか
近藤：セレモニーで緊張感湧いてきましたし、試合も国際大会ならではの緊迫したものになってくると思うので、そういうところの緊張感はありました。
Q：10日の韓国戦で気をつけたいことは
近藤：相手っていうよりも自分たちの野球を、まずは個人として、僕自身もしっかりと自分のプレーができるように、それがチームの力になると思うので。まずは相手っていうよりも、自分たちの野球をすることを意識していきたいと思います。
Q：韓国戦への意気込み
近藤：きょうは良い形で勝てましたので、あしたにつながるように、きょうはしっかり休んで、またあしたを迎えたいと思います。
Q：ベンチに鈴木誠也選手のユニホームがあったが
近藤：やっぱりワンチームということで、（鈴木）誠也の気持ちも…っていうところもありますし、本人が一番残念だと思うので、その気持ちもしっかりと持って僕たちは戦いたいと思います。
Q：大谷選手に試合後抱きついていたが
近藤：「初戦、よかったな」という話をして、（大谷）翔平自身も緊張感を感じてたと思いますし、僕自身もあったので、なんとか1勝、きょう勝ててほっとしてました。
Q：大谷選手が後ろ（3番）にいる中で打席に立つ気持ちは
近藤：世界一の選手だと思いますし、そこにつなぐとこれだけお客さんが盛り上がってくれるので、相手としては本当に嫌だと思いますし、大量点にもつながってくると思うので、そこは自分の役割だと思います。これから打順がずっと2番とも限らないと思いますし、良い形で回れば2番で行くと思いますし、何番を打ってもそういう気持ちでいたいと思います。
Q：この試合では外野手として大谷選手の後ろを守っていたが
近藤：どうですかね…よかったんじゃないですかね（笑）。あまり後ろから見るということはないので、良いか悪いかわからないですけど。そういうところよりも緊張感があったので、まずは自分のプレーに集中っていうところでは見てました。
Q：ベンチに鈴木誠也選手のユニホームを飾ったのは、誰の発案か
近藤：誰ですかね。ちょっとそこは分からないんですけど、チームみんなそういう思いでやってると思う。（鈴木）誠也自身もインスタで自分のユニホーム（の写真）をあげてましたし、やっぱりそういう思いも持って戦いたいと思ってます。
Q：中国はピッチャー交代が多かったが、やりにくさは
近藤：国際大会は何回出てもそこのやりづらさは感じますし、軌道が読めないまま…今までは日本の選手と強化試合をしてきたので、ある程度初対戦というか、あまり対戦がなくても軌道のイメージはしやすいですけど、打席に立ってみて、見ないと分からないボールが多いので、そこでみんな探りながら、僕自身も探ってカウントが不利になるケースも多かった。あした韓国戦になりますけど、そういうところはチーム全体で対策とか練っていくかなと思うので、あしたに反省をつなげたいと思います。
侍ジャパンは10日（金）に韓国と戦い、11日（土）にチェコ戦、12日（日）にオーストラリア戦と試合が続きます。
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