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日銀・黒田総裁最後の金融政策決定会合 サプライズはあるか この10年で私たちの生活は良くなったのか?|TBS NEWS DIG
日本銀行の黒田総裁にとって最後の金融政策決定会合がきょうから始まりました。この10年で私たちの生活は良くなったのでしょうか。
「50点が平均として30点くらい」
「よく頑張った。75点くらい」
日本銀行ではきょうから2日間、日本の金融政策について話し合う会合が行われています。
安倍晋三元総理
「日本銀行は大胆な金融緩和をはじめ、ありとあらゆることをやっていく」
長らく続いたデフレに加えてリーマンショック、そして東日本大震災の傷から日本経済が回復しきれていない2013年、黒田総裁は安倍元総理に起用されました。
日銀 黒田東彦総裁
「これまでとは次元の異なる、次元の違う金融緩和」
2年で2%の物価上昇を目指すと打ち出しましたが、目標は達成できず。その後、「マイナス金利」や「長短金利操作」など非伝統的な金融政策を打ち出し、緩和を続けましたが、目標は達成できていません。
一方、異次元緩和を支えるために日銀は国債の買い入れを続け、国債の半分以上を日銀が保有するという異例の事態に。
果たして、この10年で私たちの生活は良くなったのでしょうか。
60代
「良くなったでしょ。株価がすごく上がって、ひと財産ぐらいできちゃいますから。ありがたいと思う」
「黒田バズーカ」とも称された異次元緩和は、円高で苦しんでいた円相場のトレンドを変えました。
円安で輸出企業の株価が上昇し、日経平均株価もこの10年で急上昇。2021年には、バブル崩壊以来となる3万円台を回復しました。
一方で、「日本経済にとってプラス」だったはずの円安は、悪影響ももたらしました。
40代
「食品とかいろいろ値段が上がっているので」
去年、日米の金融政策の違いなどから円相場は1ドル=151円台を記録。多くの物資を輸入に頼る日本では、「悪い円安」という言葉が拡散しました。
去年1年間で2万品目以上で値上げが行われ、40年ぶりの物価高が私たちの生活を苦しめています。
また、こんな問題も…
30代
「給料の上がるパーセンテージも限られている」
60代
「若い子たちの給料とかが全然上がらない」
アベノミクスの成長戦略は機能せず、日本の潜在成長率はほぼ横ばい。この春の春闘でも「賃金と物価の好循環」が起きるのか、先行きは不透明です。
街で50人に聞いたところ、この10年で生活が「良くなった」と答えた人は13人、「悪くなった」と答えた人は37人でした。
かつて、日銀で審議員をつとめた木内氏は…
野村総研エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏
「日本銀行が積極的になれば、いとも簡単に日本経済が再生するみたいな誤解というか、イリュージョン(幻想)というかですね、そういうのを植え付けてしまった」
「デフレ脱却」を金融政策に頼りすぎた事で、「構造改革」や「生産性の向上」が遅れたのではないかと指摘します。
大きくなった副作用を指摘する声が高まる中で、最後に黒田総裁はどのような判断を下すのか。世界が注目しています。
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