【住宅に“火炎瓶”】事件直後の緊迫したやり取り 支離滅裂な言動に被害者“困惑”

【住宅に“火炎瓶”】事件直後の緊迫したやり取り 支離滅裂な言動に被害者“困惑”

【住宅に“火炎瓶”】事件直後の緊迫したやり取り 支離滅裂な言動に被害者“困惑”

愛知県西尾市の住宅に、火炎瓶のような物が投げつけられました。事件直後には、支離滅裂な話をする容疑者と、被害者の男性の緊迫したやり取りが撮影されていました。

   ◇

23日午後8時半ごろ、愛知県西尾市の住宅に、火炎瓶のような物が投げつけられました。事件直後に撮影されたのは、容疑者の男と、被害者の男性の“緊迫したやり取り”でした。

容疑者の男
「そいつが…そいつが死ぬまで、死ぬまで…」

被害者の男性
「だからそれはうち関係ないじゃん!」

容疑者の男
「関係ある! ここに住んでいた!」

被害者の男性
「絶対あり得ません!」

容疑者の男
「絶対にあり得る!」

身ぶり手ぶりをまじえ、興奮した様子で何かを主張する男。23日に逮捕された愛知県岡崎市の自称派遣社員・福田友也容疑者(25)です。

被害者の男性
「家が燃えちゃったらと思うと、本当に怖いですよね。本当に覚えがないし」

男性は、「もし家が燃えたら…」と恐怖を口にしました。いったい何があったのでしょうか。

   ◇

現場となったのは愛知・西尾市の住宅です。壁に火炎瓶のような物が投げつけられ、地面に落ちたということです。壁と地面が黒く焦げてしまっています。

民家に投げ込まれたというのは、“火炎瓶”でした。23日午後8時半ごろ、近隣住民から「火がついた物を、人が民家に向けて投げた」と110番通報が入りました。

通報を受けた警察官が現場に向かうと、家の前に1人の男が立っていたといいます。火事について確認すると――

福田容疑者
「私がやりました」

さらに、車からは犯行に使ったとみられるライターや、火炎瓶のような物が数本見つかったということです。

そして、警察は現住建造物等放火の疑いで、福田容疑者を現行犯逮捕しました。住宅に火炎瓶のような物を投げつけ、壁などを燃やした疑いが持たれています。

当時、家には家族3人がいましたが、けが人はいませんでした。

突然、投げつけられた”火炎瓶”。福田容疑者の目的は何だったのでしょうか。被害者の男性が、事件直後に福田容疑者を問い詰めると――

被害者の男性
「いるかもしれないけど、うちは関係ないよ!」

福田容疑者
「そいつが…そいつが死ぬまで、死ぬまで…」

被害者の男性
「だから、それはうち関係ないじゃん!」

福田容疑者
「関係ある! ここに住んでいた!」

被害者の男性
「絶対あり得ません!」

福田容疑者
「絶対にあり得る!」

被害者の男性
「どういう意味かよくわかりません。(あなたが狙っている人の)住所はどこですか?」

福田容疑者
「教えない」

被害者の男性
「違う、違う、違う、ここの住所はどこですか?」

福田容疑者
「知らねぇそんなの!」

被害者の男性の息子
「知らんって…」

被害者の男性
「どういうことそれ…」

福田容疑者
「前、絶対ここに住んでいた!」

   ◇

被害者の男性
「どうしてこんなことするんだと。(福田容疑者が)私じゃない人の名前を言って、その人がここにいるはずだからってことで、支離滅裂な話をされて」

福田容疑者とは会話がかみ合わなかったといいます。福田容疑者は狙う家を勘違いしていたのでしょうか。警察は動機など事件の詳しい経緯を調べています。
(2023年2月24日放送「news every.」より)

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