【ウクライナ侵攻から1年】ゼレンスキー大統領「今後も国を守る重要性訴える日に」
ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、24日で1年となります。これまでに民間人の死者は8000人を上回るとされますが、さらなる大規模な攻撃も懸念されています。
ロシア軍は、東部・ドネツク州や南部・ヘルソン州などで支配地域確保を目指し攻撃を続けていますが、ウクライナ側の徹底抗戦で戦況はこう着状態です。
国連機関によると、これまでに8000人以上の民間人が亡くなり、ウクライナ国外へ避難した人は800万人を超えました。また、ウクライナ政府高官によると、ウクライナ軍の死者は最大で1万3000人となり、イギリス国防省は、ロシア軍の死者が最大6万人にのぼる可能性があると分析しています。
今後、ロシア軍が大規模なミサイル攻撃を準備しているとの見方もあり、警戒が強まっています。
ゼレンスキー大統領「2月24日は象徴的な日であるだけでなく、今後も国を守っていく重要性を訴える日にしたい」
軍事侵攻1年の日を前に、ウクライナ西部の都市・リビウでは、戦死した兵士を追悼するための青い光線が空に広がりました。
また、世界各地でも、追悼と支援を表明するライトアップが行われたり、市民らが集まり「自由とともに生きたいならウクライナを支持しよう」と声をあげたりしています。
(2023年2月24日放送「ストレイトニュース」より)
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