“謎の鉄球”を海岸から撤去 重さは約300キロで中身は“空洞” 「ブイ」の可能性も 静岡・浜松市|TBS NEWS DIG

“謎の鉄球”を海岸から撤去 重さは約300キロで中身は“空洞” 「ブイ」の可能性も 静岡・浜松市|TBS NEWS DIG

“謎の鉄球”を海岸から撤去 重さは約300キロで中身は“空洞” 「ブイ」の可能性も 静岡・浜松市|TBS NEWS DIG

静岡県浜松市の遠州浜海岸で見つかった“謎の鉄球”。きょう、撤去作業が行われました。この正体はいったい何なのか?さまざまな憶測が飛び交う中、海の専門家に聞きました。

静岡県浜松市の遠州浜海岸に流れ着いた直径1.5メートルほどの“謎の鉄球”。

記者
「謎の鉄球は、完全な球体ではありません。こちらには何かのマークでしょうか、浮き出た部分もあります」

おととい、通報を受けて現場周辺は一時、立ち入りが制限されましたが、警察が調べた結果、中身は空洞で爆発の恐れはないと確認されました。

この“謎の鉄球”の正体は?

東海大学海洋学部 山田吉彦教授
「おそらく沖合漁礁を設置するための『ブイ』だと考えられる。この形のものは、実際に鹿児島以南の海で、一般的に『パヤオ』と呼ばれるものを設置するときに使う」

山田教授によると、これは魚礁に使う「ブイ」だというのです。この魚礁は「パヤオ」と呼ばれ、魚が流木に集まる習性を生かし、ブイの下にロープなどを取り付けて魚をおびき寄せる仕組みです。そして、きょう、静岡県が撤去作業を行いました。

記者
「時刻は午前9時です。鉄球の撤去が始まりました。重機で引きずられていきます」

鉄球にワイヤーを掛けて重機で吊り上げると、砂浜を引きずるようにして運び、撤去作業は30分ほどで終了しました。

重さは約300キロほどあったという“謎の鉄球”。この後、浜松市内に一定期間保管され、持ち主が出てこなければ、スクラップされる見通しです。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/KJepxH8

▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/wa2A1nL

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/cbrNpso

TBS NEWSカテゴリの最新記事