【”不正還付”指南か】消費税の仕組み悪用し…告発総額7億5000万円あまり
大量のパワーストーンを仕入れたと見せかける手口で、消費税の不正還付を業者に指南していたとみられる会社役員などが刑事告発されました。
東京国税局から刑事告発されたのは、会社役員の南元貴氏や、雑貨販売業者など6社と、それぞれの代表6人です。
関係者によりますと、南氏らは大量のパワーストーンを仕入れたように見せかけ、消費税の還付を不正に受けようとした疑いがもたれています。
南氏は、消費税の還付を通常よりも早く受けられる制度などを利用し、不正還付を指南していたとみられ、南氏の告発総額は6社分で合わせて7億5000万円あまりに上るということです。
税務署が、6社の取引に不審な点があることに事前に気づいたため、実際に消費税が還付されたケースはなかったということです。
（2023年2月15日放送「ストレイトニュース」より）
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