スポーツカーで約1キロ“あおり運転” 高速バスに“幅寄せ&急ブレーキ” 5人けが【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年2月14日)
熊本市内の高速道路を走る大型バスのドライブレコーダーの映像です。車がバスの前に入ってきて急ブレーキを掛けるなどの危険なあおり運転をしています。車を運転していた男が、乗客らにけがをさせた疑いで逮捕されました。男は、「バスが前に入ってきたので頭にきた」と話しているということです。
■高速道で“衝突”&“下車” あおり運転男“激高”
高速道路を走る大型バスのドライブレコーダーの映像です。
突然のクラクションであおられる大型バス。追い越し車線から幅寄せをしながら並走を続ける白のスポーツカー。車体がセンターラインを超え、今にもバスにぶつかりそうな勢いです。
バス運転手:「すみません、110番お願いします」
並走していた白の車が突然、バスの前に割り込み、その後、急ブレーキ。バスは白の車の予期せぬ行動に、そのまま衝突してしまいます。衝突の瞬間、車内の乗客たちは衝突した勢いで前後に大きく揺さぶられています。
その直後、白い車の運転席から降りてきた男はバスの方に向かうと…。
青山容疑者:「おい!警察呼べ!」
バス運転手:「110番」
青山容疑者:「なんやおい!お前が出てきたから、当てられたんだぞ、さっき。ドライブレコーダー付いとるけん。警察呼べよ!」
バス運転手:「すみません。携帯持ってないもので110番お願いします」
自らバスの前に割り込み、急ブレーキを掛けたことはお構いなしで、衝突されたことに激高する男。一体なぜ、このような危険運転を行ったのでしょうか?
■約1キロにわたるあおり運転“一部始終”
事故があったのは5日午後3時ごろ、バスが熊本市の九州自動車道の上り線「武蔵ケ丘」バス停から走行車線に合流し、福岡市に向かうところでした。
現場には、バスが合流するための車線があり、その先は2車線がまっすぐ伸びています。
ドライブレコーダーには白のスポーツカーによる危険運転の一部始終が映っていました。
走行車線に合流しようとする大型バス。その後ろから白のスポーツカーが勢いよく近付いてきます。スポーツカーはバスが合流したことでスピードを落しています。
その直後、パッシングしながら何度もクラクションを鳴らしています。スピードを上げ、バスの真横につけると、20秒にわたり幅寄せしながら並走。次の瞬間、バスの前に割り込み急ブレーキ、その後、衝突してしまいます。
この事故で、乗客4人とバスの運転手、合わせて5人が首の痛みを訴えるけがをしました。
衝突のおよそ1時間後に現場の様子を捉えた写真には、大型バスが路肩に横付けされ、前方に白いスポーツカーが止まっているのが分かります。
交通量も多い高速道路上で、およそ1キロにわたって行われたあおり運転。警察は、白のスポーツカーを運転していた熊本市の青山真也容疑者(59)を危険運転をして乗客らにけがさせた疑いで逮捕しました。
青山容疑者は、警察の調べに対し「バスが入ってきたので頭にきた」と語り、容疑を認めているということです。
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年2月14日放送分より)
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