【政府】日銀後任人事案を国会提示へ 植田氏「総裁になった際にはお話ししたい」
政府は14日、日本銀行の後任人事案を国会に提示します。総裁候補の元日銀審議委員の植田和男氏は14日朝、総裁になった際にはいろいろとお話ししたい、と述べました。
植田和男氏「もし提示されて進み出せば、国会できちんといろんな質問にお答えしますので、そこでいろんな方の質問にお答えできると思いますけれど」
政府は14日、日銀の次期総裁を植田和男氏とし、副総裁には、前金融庁長官の氷見野良三氏と日本銀行理事の内田眞一氏を起用する案を国会に提示します。
東京大学の名誉教授でもある植田氏は1998年に日本銀行政策委員会の審議委員に就任し、ゼロ金利政策などの導入に携わりました。
植田氏は、先週、「金融政策は『景気』と『物価の現状』と特に『見通し』に基づいて運営しなくてはいけない」「その観点からすると、現在の日本銀行の政策は適切だと考えている」と述べ、現段階で、金融緩和の継続が必要との考えを示しています。
(2023年2月14日放送)
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