公立小の教員採用試験の倍率「過去最低」更新
公立小学校の教員採用試験の倍率が、2年連続で過去最低を更新したことが文部科学省の調査でわかりました。
文科省の調査によりますと、2021年度採用の公立の小・中・高校などの教員試験の受験者数は、前の年から3775人減り採用倍率は3.8倍でした。このうち小学校の教員の採用倍率は2.6倍で、前の年から0.1ポイント下がり1979年の調査開始以来、過去最低となりました。
一方、文科省の別の調査では、公立の小・中・高校などで去年4月の始業日時点に2558人の教員が計画通り配置されていなかったことも分かりました。文科省は「採用倍率の低下と連動し、代替の教員確保が難しくなっている」として支援策を講じる方針です。(31日22:21)
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