【父親殺害の罪】元医師に懲役13年の実刑判決 京都地裁

【父親殺害の罪】元医師に懲役13年の実刑判決 京都地裁

【父親殺害の罪】元医師に懲役13年の実刑判決 京都地裁

父親を殺害した罪に問われている元医師の裁判員裁判で、京都地裁は、懲役13年の実刑判決を言い渡しました。

元医師の山本直樹被告は2011年、母親の淳子被告、知人の医師・大久保愉一被告と共謀し、東京都内のアパートで、父親の靖さんを殺害した罪に問われていました。

これまでの裁判で、山本被告は起訴内容を否認。弁護側は、長年精神疾患を患っていた靖さんを殺そうと計画を立てたことは認めたうえで、直前に思いとどまり、「大久保被告が単独でやった」と、無罪を主張していました。

7日の判決で京都地裁は、「母と父の介助をするなど、動機に同情する事情はあるが、典型的な介護の末の殺害事案ではなく、強い非難に値する」などとして、懲役20年の求刑に対し、懲役13年の実刑判決を言い渡しました。

山本被告は、難病のALSを患う女性の依頼を受け薬物で殺害したとして、嘱託殺人などの罪にも問われています。
(2023年2月7日放送)

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