【セブン&アイHD】「そごう・西武」売却検討 コンビニ事業に集中か
セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の百貨店「そごう・西武」の売却を検討していることがわかりました。コンビニ事業に経営資源を集中させる狙いです。
セブン&アイは2006年にそごう・西武を子会社化しましたが、ネット通販の台頭などで百貨店業界が低迷する中、そごう・西武も子会社化した当時の28店舗から、10店舗にまで減少しています。
一方で、コンビニ事業は海外を中心に成長が見込まれ、セブン&アイの営業利益の9割以上をコンビニ事業が占めています。
こうした中、セブン&アイでは百貨店事業を売却し、経営資源をコンビニ事業に集中させる狙いがあるものとみられます。
セブン&アイの経営をめぐっては先週、発行済み株式の4.4パーセントを保有するアメリカのバリュー・アクト・キャピタルが、不採算部門の売却検討などを求める書簡を公開していました。(2022年1月31日放送)
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