【キラキラネームどこまで?】 「光宙(ピカチュウ)」は一転……認められない恐れ「違和感ある」 デジタル化へ、戸籍に読み仮名

【キラキラネームどこまで?】 「光宙(ピカチュウ)」は一転……認められない恐れ「違和感ある」 デジタル化へ、戸籍に読み仮名

【キラキラネームどこまで?】 「光宙(ピカチュウ)」は一転……認められない恐れ「違和感ある」 デジタル化へ、戸籍に読み仮名

いわゆる「キラキラネーム」を巡り、戸籍に読み仮名を記載することから議論が続けられ、要綱案がまとまりました。認められる可能性が高いもの、そうでないものの線引きはどこにあるのでしょうか? 議論の背景には、行政手続きのデジタル化があります。

 ◇◇◇
■要綱案「一般に認められているもの」
岩本乃蒼アナウンサー
「『天使』と書いてエンジェル、『大空』と書いてスカイといった、いわゆるキラキラネームをどこまで認めていくのでしょうか」

「戸籍への読み仮名の記載などを巡り議論を続けてきた法制審議会の部会が、『一般に認められているものでなければならない』とする要綱案を取りまとめました」

「どんな読み仮名が認められる可能性があるのでしょうか。漢字と外国語の意味が関連付けられるものと、漢字の意味から連想させるものは可能性が高いです。一方、漢字と逆の意味だったり、漢字との関連性がないものは、認められない可能性が高いということです」
■「高」で「ひくし」と読むケースは?
岩本アナウンサー
「例として挙がったものを見ていきます。『騎士』と書いて『ナイト』はどうでしょうか?」

気象予報士・村上なつみさん
「漢字と読みの意味が似ているので、認められるのではないでしょうか」

岩本アナウンサー
「まさにそうです。漢字と外国語の意味が関連付けられるものに当てはまりそうということで、認められそうです。続いて『高』と書いて『ひくし』はどうでしょう?」

安村直樹アナウンサー
「漢字と逆の意味なので、認められないのでは…」

岩本アナウンサー
「高いと低い、逆の意味ですので、認められない可能性があります。『太郎』と書いて『マイケル』はどうでしょうか?」

村上さん
「漢字との関連性がない、認められないですかね…」

岩本アナウンサー
「はい、これも難しそうです」
■「光宙(ピカチュウ)」は制限か
岩本アナウンサー
「『光る』に宇宙の『宙』、『光宙』と書いて『ピカチュウ』は?」

安村アナウンサー
「漢字の意味から連想させるので、認められるのではないでしょうか」

岩本アナウンサー
「ここまでの話だと、そう思いますよね。この名前、去年 5 月時点の中間試案では『漢字と関連性がある』として認められる可能性がありましたが、今回まとめられた案では『人の名前として違和感のあるキャラクターの名前』として認められない可能性があります」
■戸籍に「読み仮名」付ける目的は?
そもそもこうした議論は、行政手続きのデジタル化を進めるためにされています。今、戸籍には読み仮名が記載されていませんが、読み仮名を付けることで行政のデータベース間でのひも付けがしやすくなり、作業の効率化につながるということです。

政府は今国会に、法律の改正案を提出する方針です。
(2023年2月3日放送「news zero」より)

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