ベトナム人女性強盗殺人事件 求刑通り無期懲役判決(2023年2月4日)
去年4月、大阪市の弁当店で働くベトナム人女性を自宅に誘い込んで殺害し、現金を奪ったなどとして強盗殺人などの罪に問われた男に大阪地裁は、無期懲役の判決を言い渡しました。
判決によりますと、山口利家被告（60）は去年4月、大阪市淀川区の弁当店で働いていたベトナム国籍のヴォ・ティ・レ・クインさん（当時31）の首を絞めて殺害し、現金およそ2万6000円を奪いました。
山口被告は強盗するつもりも殺すつもりもなかったと主張していましたが、判決で大阪地裁は「面識のない被害者から金を貸してもらえるはずもなく、相当、強い力で首を絞め続けた」と強盗殺人罪を認定し、求刑通り無期懲役を言い渡しました。
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