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【ミャンマー】軍事クーデターから2年 若者に“薬物”まん延
軍事クーデターから2年、弾圧が続くミャンマーでは今、若者の間で薬物がナイトクラブなどでまん延しています。当局が無法地帯を“黙認”する理由について、取材に応じた女性は、「若者が政治に興味をもたないようにするため」と答えました。
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1日、東京・品川区のミャンマー大使館前には、約200人の在日ミャンマー人たちの姿がありました。ミャンマー大使館にむかい「軍の奴隷からの解放!」「暴力軍隊を倒す!」と声を上げています。
集まった在日ミャンマー人
「解放! 解放! アウン・サン・スー・チー氏を!」
選挙結果に不満をもったミャンマー軍が、クーデターを起こしてから2年がたちました。クーデターに反対する若者たちは、今も軍と激しい戦闘を続けています。
現地の人権団体によると、軍の弾圧による死者は2600人を超え、事実上の政権トップだったアウン・サン・スー・チー氏(77)は、汚職や総選挙での不正など19の罪で起訴され、すべてで有罪になりました。刑期は、33年にのぼります。
こうした中、ミャンマー軍は1日夜、非常事態宣言を6か月延長すると発表しました。8月までに実施するとしていた総選挙は、先送りされるものとみられます。
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1日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンでは、外出を控えることで軍への抗議の意志を示す「沈黙のストライキ」が行われ、人通りはまばらになっていました。
民主化への道筋が見えない中、抑圧された環境は若者たちを追い詰めています。先月29日、かつて抗議デモに参加していた25歳の女性が見せてくれたのは、カラフルな照明が輝くナイトクラブの映像でした。1年あまり前、友人に誘われて、初めて訪れた時のものだといいます。
ミャンマー人の女性(25)
「テーブルにパイプや皿を置いて、堂々とドラッグをやっている人たちがいた。ナイトクラブに入る前、見せかけのチェックがありますが、もし麻薬が見つかっても、何も言われません」
女性は話の途中、突然、黄色いプラスチック製のパイプをバックから取り出しました。女性も薬物を常習するようになっていました。若者の一部でまん延しているのは、通称「K」と呼ばれる幻覚作用のある「ケタミン」です。
ミャンマー人の女性(25)
「ここ(ナイトクラブ)はヤンゴンで楽しめる唯一の場所です。私たちは、どこへ行っても自由ではありませんから」
ミャンマーでは去年、麻薬の原料となるケシの栽培面積が3割以上増えたとの報告もあります。(※国連薬物犯罪事務所)
軍により午前0時から4時まで「夜間外出禁止令」が出されていますが、無法地帯となっているナイトクラブを、当局は見て見ぬふりをしているといいます。
「黙認」の理由について別の女性は――
ミャンマー人の女性(20)
「(軍事政権は)若者が政治に興味をもたないよう、注意をそらそうとしています。若者はやりたいことをやればいいし、軍事政権は国を支配できる」
混乱が収まる見通しは、いまだ立っていません。
(2023年2月1日放送「news zero」より)
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