【節電グッズ】電気代高騰… 家計の負担軽減に一役

【節電グッズ】電気代高騰… 家計の負担軽減に一役

【節電グッズ】電気代高騰… 家計の負担軽減に一役

電気代の高騰が、家計に大きな影響を与えています。ある衣料品店では、「着るこたつ」を節電目的で購入する人が増えています。電気料金プランを見直す動きも広がり、都内の企業には「電気代を抑えるにはどうしたらいいのか」という相談が寄せられていました。

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値上げラッシュの中、2月がスタートしました。中でも家計の大きな負担になっているというのが、電気代です。

5人家族
「電気代が高くなったりして。お風呂に入るのも湯沸かし器で、お金がかかってくるので」

4人家族【12月の電気料金 約1万9000円】
「(電気代が)上がっているなってすごく思います。(前年の同じ時期より)プラス。やっぱり倍にはなっている」

2月請求の電気代からは、政府が補助するため値下がりしますが、春以降、再び値上がりの可能性もあるため、あの手この手で節電するという人もいました。

5人家族
「(お風呂は)みんな一緒に入っています。その方が効率も電気代も安くなるので」

3人家族【12月の電気料金 約2万円】
「カーテンを熱が逃げないカーテン使ったり、お風呂のお湯が冷めないように水の上にアルミ(敷いて)。さらに上にフタをして、なるべく熱を逃さないように」

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今、こうした節電の動きが広がっています。東京・立川市にある衣料品店「ワークマンプラス立川栄町店」を取材しました。

お店で販売されている「着る炬燵(こたつ)」はヒーターが内蔵されたベストで、電気の力で体を温める防寒服です。ベストに付いているコードをバッテリーにつなげて、電源を入れるだけです。

試着したスタッフ
「首や腰の辺りが、じんわりと暖かくなってきました」

バッテリーをフル充電するのにかかる電気代は約4円、16時間使用できるといいます。ヒーター付きの「着る炬燵(こたつ)」はズボン・シャツでも発売されていて、節電目的で購入する人が増えたことなどから、売れ行きは前のシーズンより約2割増えたといいます。

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「電気代の引き下げにつなげよう」という動きは他にも広がっています。

ビルの屋外に置かれた黒い板は、太陽の光で電気を作り出す「太陽光パネル」です。こちらの簡易型の太陽光パネルは、家の屋根に設置するのではなく、折りたたむと女性でも軽々と持ち運ぶことができるため、アウトドア・防災目的で使われることが多いといいます。

エコフロー マーケティング部 中井拓さん
「ソーラーパネルで日中まかなった電力を、例えば、夜に使っていただいたり、節電・節約に使っている方がすごく増えています」

2022年は節電目的の問い合わせも増加し、2年前と比べると、売り上げが3倍に増加したとしています。太陽光で6時間フル充電すると、最大7時間使用が可能になり、家計の負担軽減に一役買っているということです。(120ワットの冷蔵庫の場合)

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一方、電気の利用プランを見直す動きもあります。

東京・中央区のエネチェンジでは、各社の電気料金を比較して、利用者にあったプランを紹介するサービスを提供しています。

コールセンターでは、電気コンシェルジュが「料金が上がってしまうところが懸念があれば、他社へお切り替えされてもよろしいかなと」とアドバイスしていました。2022年に受けた相談は前年の2倍近く増加し、今年に入っても、さらに増えているといいます。

エネチェンジ 曽我野達也取締役
「まずは今、ご自身が契約されている電力会社のプランが、どういった料金形態のものなのかを改めて確認いただきたいと思います」

家計の負担を軽減するには、それぞれに合った節電の方法を見つける必要がありそうです。
(2023年2月1日放送「news every.」より)

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