【フィリピンの渡辺容疑者】“異例”1年半以上収容 虚偽の告訴で強制送還を逃れようとしているか
全国で相次ぐ強盗事件。フィリピンの収容施設にいる渡辺優樹容疑者については、現地で裁判手続き中ですが、虚偽の告訴で強制送還を逃れようとしているとみられ、身柄引き渡しに影響が出る可能性もあります。フィリピン・マニラから中継です。
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指示役のルフィとみられる男らについて、日本への移送の具体的な日程などは分かっていませんが時間がかかるケースもありそうです。
こちらの収容施設にいる渡辺優樹容疑者、今村磨人容疑者ら、日本人4人の中に「ルフィ」が含まれている疑いが強まっています。
このうち渡辺容疑者については1年半以上この施設に収容されていて、早いと数週間で、強制送還になるケースもある中で、その収容期間は異例ともいえます。
日本の警察はこれまで別の特殊詐欺事件に絡み、指示役とみられる渡辺容疑者の身柄引き渡しを求めてきました。
しかし、地元メディアによりますと、渡辺容疑者は暴行の罪で訴追され、今もフィリピンで裁判手続き中だということです。虚偽の告訴で強制送還を逃れようとしているとみられ、身柄引き渡しに影響が出る可能性もあります。
一方、今村容疑者も同じ罪で、訴追されていましたが、今月25日に棄却され今後、強制送還の手続きが進められます。
フィリピン当局は今後4人の身柄の引き渡しについて、日本側と協議する方針です。
(2023年1月29日放送「真相報道バンキシャ! 」より）
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