今後もコロナワクチンは無料?大阪の接種会場はガラガラ『予約はピーク時の1割強』(2023年1月26日)

今後もコロナワクチンは無料?大阪の接種会場はガラガラ『予約はピーク時の1割強』(2023年1月26日)

今後もコロナワクチンは無料?大阪の接種会場はガラガラ『予約はピーク時の1割強』(2023年1月26日)

1月26日、厚生労働省の専門部会で、4月以降の新型コロナワクチンの接種の必要性などが話し合われました。

 大阪・心斎橋にある新型コロナワクチンの集団接種会場。1月26日に取材すると、接種ブースがずらりと並び、前には待合用の椅子が設置されていますが、待っている人の姿はほとんど見受けられませんでした。

 この接種会場では、去年12月時点で1日1500人の予約が入っていた日もあるということですが、1月26日の予約数は約180人。ピーク時の約1割強にまで減っているといいます。

 (接種しにきた人)
 「だいぶ少ないなと思いました。もっと人が入っているのかなと思っていたので、来てびっくりでした」
 「もうじき孫が遠方から帰ってくるから、接種しといたほうがいいかなと思いました。(去年2月の)3回目まではうじゃうじゃ人が多かったけれども、きょうは少ないです」

 ワクチン接種の予約数が減っている理由について、大阪府の担当者は次のように話しました。

 (大阪府健康医療部ワクチン接種推進課 進藤由之参事)
 「正確な分析は我々もしていないんですけれども、今の感染状況とか、いわゆる接種回数が増えていくにつれて接種を控えるという判断をされている方もおられるかもしれない」

 そんな中、1月26日に開かれた厚生労働省の専門部会。新型コロナワクチンの接種は現在、特例的な措置として希望する人は無料で接種を受けることができます。この措置は今年3月で期限を迎えますが、26日の部会では4月以降の接種の必要性や接種対象者・接種時期などが話し合われました。

 委員からは「当面は無料で接種できる今の体制を維持するべきだ」という意見が出されたほか、アメリカやイスラエルが年に1回のワクチン接種を検討していることなども踏まえ、「少なくとも年に1回の接種としてはどうか」との意見も多く出ました。

 厚生労働省は今後、部会の意見などを踏まえて、方向性を示したいとしています。

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