「部屋の中が真っ白」「消火器をもって下りたが…」緊迫した状況　神戸・集合住宅火災（2023年1月22日）

「部屋の中が真っ白」「消火器をもって下りたが…」緊迫した状況　神戸・集合住宅火災（2023年1月22日）

４人が死亡し３人が意識不明の重体となっている神戸市の集合住宅火災。緊迫した当時の様子を住人らが語りました。

　（２階の住人）
　「ぱっと目を開けたら部屋の中が真っ白で、火事やとすぐわかって何も持たずにあわてて部屋を飛んで出てきた感じ」

　（３階の住人）
　「消火器をもって下りていったが、（火の勢いが激しく）無理だと思って、すぐみんなを起こしにいった。避難して、という感じで」

　２階や３階に住む人たちは外にある階段を使って避難したと話します。住人や警察によりますと、この集合住宅はひとり暮らしの高齢者が多いということです。

　（３階の住人）
　「もう１人の人が中に入って１人を救い出してきたが、気分が悪いということで救急車に乗っていった」

　消防によりますと、この建物は６０年以上前に建てられたとみられ、消火器はそれぞれの階に設置されているということです。共用部分などへの自動火災報知設備の設置義務はなかったということです。

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